基本情報技術者試験に挑戦しよう!「ファイル領域の割り当て」

ITの基礎

ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。

本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験については、こちらもご参照ください。

問題については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開している「サンプル問題」を利用します。
この問題の取り扱いは、IPAが定める指針に基づきます。

まずは、「科目A」について、学んでいきましょう。

今回のテーマは、「ファイル領域の割り当て」です。

科目A試験サンプル問題「ファイル領域の割り当て」

問17 三つの媒体A ~ C に次の条件でファイル領域を割り当てた場合,割り当てた領域の総量が大きい順に媒体を並べたものはどれか。
〔条件〕
(1) ファイル領域を割り当てる際の媒体選択アルゴリズムとして,空き領域が最大の媒体を選択する方式を採用する。
(2) 割当て要求されるファイル領域の大きさは,順に90,30,40,40,70,30(M バイト)であり,割り当てられたファイル領域は,途中で解放されない。
(3) 各媒体は容量が同一であり,割当て要求に対して十分な大きさをもち,初めは全て空きの状態である。
(4) 空き領域の大きさが等しい場合には,A,B,C の順に選択する。

ア A,B,C イ A,C,B ウ B,A,C エ C,B,A

正解:エ

条件に従って、割り当てていこう。
割り当て時点で最も空き領域が最大の媒体に割り当てていけばよいことがわかります。

ABC
1回目903040
2回目4070
3回目30
合計90100110

1回目は、すべて空き領域で同じなので、A(90)、B(30)、C(40)の順に割り当てます。

2回目は、まず空き領域が最大のBに40を割り当て、この時点の空き領域が最大のCに70を割り当てます。→ C(110)、A(90)、B(70) となります。

3回目は、空き領域が最大のBに30を割り当てます。
→C(110)、 B(100) 、A(90) となります。

したがって C、B、Aの順となります。

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