基本情報技術者試験に挑戦しよう!「ファンクションポイント法」

ソフトウエア開発 ITの基礎

ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。

本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。

まずは、「科目A」について、学んでいきましょう。

今回のテーマは、「ファンクションポイント法」です。

科目A試験サンプル問題 「ファンクションポイント法」

問43 ソフトウェア開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として,
適切なものはどれか。
ア 開発規模が分かっていることを前提として,工数と工期を見積もる方法である。
ビジネス分野に限らず,全分野に適用可能である。
イ 過去に経験した類似のソフトウェアについてのデータを基にして,ソフトウェアの相違点を調べ,同じ部分については過去のデータを使い,異なった部分は経験に基づいて,規模と工数を見積もる方法である。
ウ ソフトウェアの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に計測し,複雑さによる調整を行って,ソフトウェア規模を見積もる方法である。
エ 単位作業項目に適用する作業量の基準値を決めておき,作業項目を単位作業項目まで分解し,基準値を適用して算出した作業量の積算で全体の作業量を見積もる方法である。

正解:ウ

ファンクションポイント法

帳票数や画面数、ファイル数などからソフトウェアの機能を定量的に把握し、その機能の難易度を数値化して見積る方法です。

例えば、次の表の機能と特性を持ったプログラムのファンクションポイント値を求めてみましょう。
複雑さの補正係数は0.75とします。

ユーザファンクションタイプ個数重み付け係数
外部入力14
外部出力25
内部論理ファイル110
外部インターフェースファイル7
外部紹介04

ファンクションポイント値を求めると、$(1×4+2×5+1×10+0×7+0×4)×0.75=18$ です。

ア COCOMO法の説明です。

イ 類推見積法の説明です。

ウ 正解 ファンクションポイント法の説明です。

エ 標準タスク法の説明です。

参考)令和06年 かやのき先生の基本情報技術者教室 (技術評論社)

令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室

コメント

タイトルとURLをコピーしました