18年ぶりに復活!「新プロジェクトX」

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2000年代初めにNHKで放送されて大反響を呼んだドキュメンタリー番組が「プロジェクトX」です。

当時筆者も毎週みていました。そして、勇気をもらったことを覚えています。

そんな「プロジェクトX」が18年ぶりに復活しました。今夜(2024年4月6日)その第1回目が放送されました。

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜

2000年からおよそ5年半に渡って放送された「プロジェクトX」は、黒四ダムや青函トンネルなどの巨大建設工事、VHSや国産乗用車などの製品開発、あさま山荘事件の舞台裏など、日本の産業史・現代史に残るプロジェクトに関わった人々のドラマを紹介し、大きな反響を呼びました。
そんな伝説のドキュメンタリー番組が「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」として18年ぶりに復活します。

旧シリーズでは「戦後復興」と「高度成長」をメインテーマに、日本が戦後の焼け野原から先進国の仲間入りを果たすまでの物語を紹介しましたが、今回主に光を当てるのは、バブル崩壊以降の「失われた時代」。平成から令和の時代に、さまざまな分野で挑戦し続けてきた人々をクローズアップし、スタジオでは、有馬嘉男記者と森 花子アナウンサーが、プロジェクトの舞台裏について話を聞きます。

番組のWebサイト

そんな、記念すべき第1回は、「東京スカイツリー」です。

第1回「東京スカイツリー 天空の大工事 ~世界一の電波塔に挑む~」

記念すべき初回は、2012年に開業した東京のランドマーク・東京スカイツリーの建設の舞台裏に迫ります。東京タワーの約4分の1という狭い敷地に超高層タワーを建てる難工事に挑んだのは、凄腕の設計士や全国各地から選りすぐられた精鋭の職人など、のべ58万人。雷や突風、東日本大震災……。度重なる難題を乗り越え「世界一のタワーをこの手で作る」と集った技術者たちの意地の物語を紹介します。

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以前と同じく、無名ながらその道の達人たちがスタジオに登場し、インタビューを交えながらスカイツリー完成までを追いました。記録映像などが限られたなかでも素材を駆使しながら当時の様子を再現していく手法は、かえって心に残ります。

それから、なんといっても外せないのが、ナレーター主題歌です。

旧作と同じ田口トモロヲさんが語りを担当し、中島みゆきさんの「・地上の星」で番組がスタートすると、懐かしさとともに感慨深いものがありました。

今後の放送にも大いに期待します。

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