基本情報技術者試験に挑戦しよう!「モジュール結合度」

ITの基礎

ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。

本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。

まずは、「科目A」について、学んでいきましょう。

今回のテーマは、「モジュール結合度」です。

科目A試験サンプル問題 「モジュール結合度」

問39 モジュール結合度が最も弱くなるものはどれか。
ア 一つのモジュールで,できるだけ多くの機能を実現する。
イ 二つのモジュール間で必要なデータ項目だけを引数として渡す。
ウ 他のモジュールとデータ項目を共有するためにグローバルな領域を使用する。
エ 他のモジュールを呼び出すときに,呼び出したモジュールの論理を制御するための引数を渡す。

正解:イ

ア モジュールの持つ機能は、モジュール結合度とは無関係です。

イ データ結合(一番弱い)

ウ 外部結合

エ 制御結合

モジュール分割

構造化設計
システムの機能に着目して、ソフトウェア開発の上位レベルから段階的に詳細化していく設計手法です。

モジュール分割
構造化設計では、システムは最終的に多くのモジュールで構成されますが、モジュールの独立性が高くなるように設計します。

モジュールの独立性は、モジュール強度モジュール結合度により評価されます。

モジュール結合度
複数のモジュール間の結合の度合いです。モジュール結合度が弱いほどモジュールの独立性が高くなります。

名称説明結合度独立性
データ結合データを引数としてモジュール間で受渡しする。
スタンプ結合データ構造を引数として、モジュール間で受渡しする。
制御結合モジュール内の制御を指示するデータを引数として、モジュール間で受渡しする。||
外部結合外部宣言したデータを複数のモジュールが参照する。||
共通結合外部宣言したデータ構造を複数のモジュールが参照する。
内部結合他のモジュール内にあるデータを参照する。

参考)令和06年 かやのき先生の基本情報技術者教室 (技術評論社)

令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室

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