令和5年度 情報セキュリティマネジメント試験 公開問題 科目 A・B



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正解は オ です。
課題(リスク)の明確化
問題文で指定されている対象のリスクは、図1の4にある「バックアップ対象とするフォルダの設定ミスによって,データが復旧できなくなる。」である。
したがって、評価すべき対策は「設定ミスを防止する」、あるいは「設定ミスに早く気付いて対処する」ものとなる。
各対策の検討
- (一)週1回バックアップを取得する代わりに,毎日1回バックアップを取得して7世代分保存する。
- 判定:×
- 解説: バックアップの頻度や世代数を増やしても、「バックアップ対象フォルダの設定ミス」そのものを防止したり検知したりすることはできません。対象から漏れていれば、毎日取っても復旧できない。
- (二)バックアップ後に,磁気テープ中のファイルのリストと,ファイルサーバのバックアップ対象ファイルのリストとを比較し,合致しているかを確認する。
- 判定:〇
- 解説: バックアップ実行後にリストを突合することで、「本来取るべきデータが取れているか」「設定漏れやミスがないか」を早期に検知できる。そのため、リスク低減効果が得られる。
- (三)バックアップ対象とするフォルダの設定を,必ず2名で行うようにする。
- 判定:〇
- 解説: 設定作業をダブルチェック(相互牽制)することで、人為的な設定ミスそのものを発生させにくくする予防策として非常に効果的である。
- (四)バックアップ用の媒体を磁気テープから外付けハードディスクに変更する。
- 判定:×
- 解説: 記録媒体を変更しても、バックアップ対象フォルダの設定ミスを防ぐことにはつながらない。
- (五)バックアップを二組み取得し,うち一組みを遠隔地に保管する。
- 判定:×
- 解説: 遠隔地保管(災害対策/DR対策)は、火災や地震などの物理的トラブルには有効だが、設定ミスで取れていないデータを救うことはできない。
結論
効果が期待できる対策は (二) と (三) の組み合わせとなるため、正解は オ である。


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