基本情報技術者試験に挑戦しよう!「割込み処理」

コンピュータ ITの基礎

現代はIT社会といえます。ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。

本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験については、こちらもご参照ください。

問題については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開している「サンプル問題」を利用します。
この問題の取り扱いは、IPAが定める指針に基づきます。

まずは、「科目A」について、学んでいきましょう。

科目A試験サンプル問題「割込み処理」

問10 外部割込みの原因となるものはどれか。

ア  ゼロによる除算命令の実行イ  存在しない命令コードの実行
ウ タイマーによる時間経過の通知エ ページフォールトの発生

正解:3

「タイマーによる時間経過の通知」は、外部割込みの原因となります。

割込み処理

割込みは、実行中の処理を一時中断し、別の処理に切り替えることです。

割込みが発生すると、割込みが発生したときに実行していた命令の、現在のプログラムカウンタの値が退避され、割込み処理が実行されます。割込み処理が完了すると、退避されていたアドレスが復帰され、割り込まれた場所から実行が再開されます。

割込みには、実行中のプログラムが原因で起こる内部割込みと、実行中のプログラム以外が原因で起こる外部割込みがあります。

内部割込み

  • プログラム割込み・・・ゼロによる除算、桁あふれ、ページフォルトなど不正な命令が原因で起こる。
  • SVC割込み・・・プログラムがOSに入出力を要求したときなどに起こる

外部割込み

  • 機械チェック割込み・・・電源異常、主記憶の故障など、ハードウェアの故障が原因で起こる。
  • 入出力割込み・・・入出力装置の入出力動作が完了したときに起こる。
  • タイマー割込み・・・プログラムの実行時間が設定時間を超過したときに起こる。
  • コンソール割込み・・・オペレータが介入したときに起こる。

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