基本情報技術者試験に挑戦しよう!「DRAM」

コンピューター ITの基礎

ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。

本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験については、こちらもご参照ください。

問題については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開している「サンプル問題」を利用します。
この問題の取り扱いは、IPAが定める指針に基づきます。

まずは、「科目A」について、学んでいきましょう。

今回のテーマは、「DRAM」である。

科目A試験サンプル問題 「DRAM」

問19 DRAM の特徴はどれか。

ア 書込み及び消去を一括又はブロック単位で行う。
イ データを保持するためのリフレッシュ操作又はアクセス操作が不要である。
ウ 電源が遮断された状態でも,記憶した情報を保持することができる。
エ メモリセル構造が単純なので高集積化することができ,ビット単価を安くできる。

正解:エ

DRAM(Dynamic RAM)は、コンデンサに電荷を備えた状態か否かによって、1ビットを表現しています。構造が簡単で高集積化に適しているので、SRAMに比べて大容量で安価です。
ただし、コンデンサは放置しておくと、自然放電してしまう特性があり、一定時間ごとに記憶内容を維持するリフレッシュ動作(再書き込み)が必要です。主記憶に用いられます。

Transcend Samsung DRAM搭載 DDR4-2666 ECC-DIMM 2Rx8 16GB

なお、肢イは、SRAMの説明です。

SRAM(Static RAM)は、フリップフロップ回路で構成され、高速ですが、構造が複雑で集積度を高めにくいので、DRAMに比べて小容量で高価です。電源が供給されている限り、記憶内容を保持し続けるので、リフレッシュ動作が不要です。
キャッシュメモリなどに用いられます。

参考)令和06年かやのき先生の基本情報技術者教室 (技術評論社)

 かやのき先生の基本情報技術者教室

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