基本情報技術者試験に挑戦しよう!「オートマトン」

ITの基礎

現代はIT社会といえます。ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。

本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験とは

基本情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施し、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が認定する国家試験です。

ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方のIT基礎力を問う試験で、「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれます。

「基本情報技術者試験」の試験範囲は、IPAのWebサイトに掲載されているシラバスに明記されています。

試験は、「科目A」で、知識を問う小問題と、「科目B」で、技能を問う小問題に分けて行われます。
試験は、CBT(Computer Based Testing)方式によって行われます。

そして、科目Aと科目Bの両科目で合格点を取らなければ、基本情報技術者試験の合格とはなりません。

まずは、「科目A」について、学んでいきましょう。

問題については、IPAが公開している「サンプル問題」を利用します。
この問題の取り扱いは、IPAが定める指針に基づきます。

科目A試験サンプル問題 「オートマトン」

問4 入力記号,出力記号の集合が{0,1}であり,状態遷移図で示されるオートマトンがある。0011001110 を入力記号とした場合の出力記号はどれか。ここで,入力記号は左から順に読み込まれるものとする。また,S1 は初期状態を表し,遷移の矢印のラベルは,入力/出力を表している。
〔状態遷移図〕

ア  0001000110   イ  0001001110
ウ  0010001000   エ  0011111110

出典:基本情報技術者試験 科目A試験サンプル問題

正解:ア

オートマトン

オートマトンは、現在の状態と入力によって、出力が決定される機械をモデル化したものです。

オートマトンの状態の遷移を図にしたものが、「状態遷移図」となります。

設問のオートマトンに0011001110 を入力した場合、下記の図のように遷移します。

このように、0011001110 を入力した場合、0001000110となります。

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