ITの仕組みを学びながらIT資格を目指しましょう。
本ブログで目指す資格は、「基本情報技術者試験」です。
「科目B」について学んでいきましょう。
まずは、アルゴリズム入門です。
今回は、「判断記号と複合条件」です。
流れ図を考えるなか、条件で、処理を分岐させるときは、「判断記号」を使います。
判断の流れ図記号
記号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
判断 | 1つの入口から入り、条件を評価して、複数の出口の中の1つを選ぶことを表す。 |
(例1)条件の真偽で分岐する場合
条件式が真のときは①のYesへ、偽のときは②のNoへ進みます。
(例2)変数の値で分岐する場合
コロン(:)の左右に変数や定数を書き、2つの値を比較したときの大小関係で進むところが変わります。2分岐だけでなく、3分岐もできます。
データ記号
データ記号は、あらゆる媒体上のデータを表します。
記号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
データ | ・媒体を指定しないデータを表す。 ・通常、ハードディスク上のファイルを読み書きする場合で使用する。 |
JIS規格では、このデータ記号を使いますが、本ブログでは、流れ図を分かりやすくするため、必要に応じて、下記の個別データ記号を使っていきます。
個別データ記号
記号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
手操作入力 | キーボードなど、手で操作して入力するデータを表す。 | |
表示 | ディスプレイなどに表示するデータを表す。 | |
書類 | プリンタなどで印字するデータを表す。 |
(参考)うかる! 基本情報技術者 [科目B・アルゴリズム編] 2024年版 福嶋宏訓(著)日本経済新聞出版
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